前回の背負子の見直し後、さっそく真鶴の『釜の口』に向けて出発しました。
前回の記事はこちら。
今回は4時頃に釣り場最寄りの駐車場に到着です。
あれ?前回と同じキャンピングカーが同じ位置に停車していますね…。
もしかしてここに住んでるんでしょうか。羨ましい。
ロッドケースとタモの柄を背負子の左右に括りつけ、シューズを磯用のジュースに履き替えたら準備完了です。
では、早速釣り場に向かいましょう!
今回も釣り場は『釜の口』です。
釣り場を目指して進みます。
荷物も軽くなっているせいか、心なしか足取りが軽いです。
目印の木から林道(獣道?)に入ります。
少し進むとロープ場が始まります。
今回はロッドケースも背負子に括り付けていますので両手が空いています。
これは結構大切ですね。
両手でロープをしっかり持て、ロープを降りる際にロッドケースが身体の進みを邪魔することがありません。
と、言いたい所なのですが、一つ気が付きました。
背負子の横に括った竿に長さがあるため、枝に引っ掛かる事が良くあるのです。
ロープで降りているときはあまり影響は無いのですが、ロープが無いところ、ロープを使い始めるところでは注意が必要です。
荷物にもある程度重量があるので、枝を避ける際にバランスを崩さないように注意しましょうね。
さて、土の斜面を抜けて最後の崖まで来ました。
ここも荷物が軽いのでそれほど大変ではありません。
慎重にルートを選び、最後のロープの所まで問題なく来れました。
最後のロープのところは、高さはそんなにありませんが、狭いスロープになっています。
ロープを持ち、縁に腰掛け足を掛け一歩進んだその時…
握っていた筈のロープが手からすっぽ抜けてしまいました
えっ、なんで…
思わず声が漏れます。
背負子をスロープに打ち付けながらも、バランスを崩さないようにしゃがんだままの姿勢で足場を1メートル程度ずり落りました。
スロープの最後は20cm四方程度の踊り場のようになっているのですが、その踊り場ギリギリのところでなんとか止まることが出来ました。
…
…
…
顔が引きつっています(oД O);
落ち着いたところで、足が届くのを確認してなるべくその場から動かないで、自己診断を行いました。
特に怪我をしたところはなさそうですね。
背負子の肩紐がへんな所に掛かっています。背負子を斜面に打ち付けた衝撃で、腰側の肩紐を止めている金具が外れてしまったようです。
一番弱い留め具に腰紐を通してしまった為に衝撃で留め具が伸びて金具が外れてしまった様です。
(写真中央の金具です。右側の細い環が衝撃で伸びた。修復済み)
むしろこの金具が外れたのが良かったかもしれません。そのおかげでより多く身体が斜面と密着出来て、摩擦が増え最後の踊り場で停止出来たのかもしれません。
直ぐ下が降りきった足場になりますので、その状態のまま背負子を手で持ち釣り場に移動しました。
背負子は、すぐ元の状態に復旧することが出来ました。腰紐が使えませんが元々付属していない物なので、特に支障は無さそうです。
背負子にダメージはありましたが、道具の破損も私自身にも怪我は無く、事なきを得ました。
満身したたつもりはありませんでしたが、最後の最後で気が逸ったのもしれません。ロープを使う際には斜面側を向き、ロープにテンションをかけた状態で、足元を確認しながら降りるということを徹底していきたいと思います。
皆さんも気を付けてくださいね。
釣り座は、一番右側を確保できました。
ここはすぐ横がワンドの様になっています。
前回はこのワンドに5,6人が竿を出していましたので、人気の場所なのかもしれません。
背負子も問題無い様なので、心配事はありません。
気を取り直してコマセの用意を始めましょう!
今日は、オキアミ×1.5枚に配合餌は、マルキューの新作グレパワーVSP1袋と前回の残りのチヌパワー半袋、前々回の残りのV10の半袋です。
いつもの2倍近い量なので混ぜるのも大変です。
ロープを伝ってきた掌が疲労でつったりしますが、混ぜ残りがないようにしっかり混ぜましょう。
コマセの用意が出来たら、マゼラーとして使っているスコップで軽くコマセを撒いてから竿の用意に移りましょう。
今回のタックルは、購入してからなかなかメインでの使用に踏み切れなかった新竿『波濤』をメインに昇格させて使って行きましょう。
竿…Daiwa 波濤 1.75号
リール…Shinano BB-Xラリッサ 3000
Daiwa派、Shinano派の方には納得できない組み合わせかも知れませんが、私個人的にはDaiwa『波濤』とShimano『ラリッサ』はデザイン的にも価格的にもベストマッチだと思うんです。波濤購入時には迷いなくラリッサを選択しました。
道糸…3号
中ハリス…2号 4ヒロ程度
ハリス…1.5号 2ヒロ
ウキ…3Bの中通し電気ウキ
中ハリスは以前1000釣法の練習をしたときに残ったハリスです。そのまま捨ててしまうのは勿体なかったので、今回中ハリスとして使用します。
ウキは、まだ辺りは暗いので3Bの電気ウキを使います。
ウキを通して、プラサルカンに結びます。
ハリスはいつもの1.5号2ヒロです。からまんぼうを通してガン玉は3Bを中程に一つ設定します。
針は、丸セイゴ11号使います。
竿の用意も出来ましたので早速釣りを始めましょう!
(次に続く)