前回分はこちら。
最初にアジが釣れてからしばらくアタリが遠退きました。
たまのアタリも小フグのみ。
最近は仕事で忙しく、少しして寝不足ぎみです。
それて加えて、今回は徹夜での釣行です。
釣れない時間が続くと瞼が重くなってきます…
受難③
アタリも無いので、一度トイレにでも行って来ましょうか。
仕掛けをあげて、二人に声をかけて釣り座を離れます。
釣り場は少しずつ人が増えているようですね。
釣り場を抜けて、岩場に差し掛かりました。
まだ干潮の状態ですので、いつもと雰囲気が違います。
波打ち際近くの岩場を降りようと右足を斜面に置いた時です…
つるっ!
へっ??
バシャーン!!
体重を乗せていた右足が思いきり滑りました。
斜面は潮で濡れていたのと、ビビって腰が引けていたためシューズの角度も悪くフェルトスパイクのピンが掛かりませんでした。
そのままキレイに海水に尻餅を着くように落ちてしまいました。
場所は岩場の奥なので、流されるとかはありません。海水のお陰(?)で身体のどこも打たずに済みました。
しかし、腰から下が海水に使った状態です。
岩に上がると腰から下は、「びしょびしょ」と言うよりも「ぐっしょり」です。
このまま放っておいたら、間違いなく風邪を引いてしまいます。
ロッドケースは忘れても、幸い着替えは忘れていませんでした。
車に置いてあるので、トイレついでに着替えましょう。
「ぐっしょり」のまま岩場を進み、なんとか車まで戻ってきました。
濡れた服を脱ぎ、バックの中の服に着替えます。
あ、持ってきたのはジーパンでした。ベルト忘れました…
更に上からレインコートを着る予定なので、特に問題にはならなそうです。
慌てずに釣り場に戻りましょう。
先ほどショートカットして歩いていた先に釣り人がいます。
そこにも釣り座があるのでしょうか?初めて見ました。
再び、釣り座に到着しました。
特に変化は無いようですね。
数投しても特に変わりが無い様です。
さっき身体を濡らしたせいでしょうか、レインウェアを着込んでも非常に寒く感じます。
キャンピングマットに触れると体温が反射され、暖かく感じますので、これを敷いてひと眠りすることにしましょう。
いつものキャンピングマットを平らな場所に引いて横になります。
…
…
…
ひと眠りして起きると、辺りは明るくなって来ています。
丁度朝マズメくらいですね。
寒さもさほど感じなくなっています。身体が温まったようです。
よし始めましょうか!
コマセを多めに投入し、仕掛けを投入します。
…
…
餌は取られますので魚はいます。
前回からそうですが、アタリをうまく取れません。
基本に戻って…と言ってもその基本を押さえていません。
情報を集めなければいけませんね。
とりあえず今回は、2ヒロのほぼ固定で軽めの仕掛けを心掛けましょう。
辺りも明るくなって来たので、「ウェーブマスター 0号」のウキを使います。
ワンド中程
ワンド中程の釣り座が空いてますので、そちらに移動して続けましょう。
潮の流れに乗せるというが体感できず、あまりわかっていません。
とりあえず、潮の流れを意識してみましょう。
このワンドの表層は奥に向かってワーっと流れています。
ウキもその流れにのって奥の方向へ流されて行きます。
しかし、ハリスにつけた潮受けゴムは全く逆の方に引っ張られているように見えます。
サラシの影響も大きく受けますが、収まった時にはだいたい同じような流され方をしています。
表層は奥にながされ、奥にあたった潮の流れは、1ヒロ位の深さの所を出口の方に流れているようです。
表層がこれだけ流されるなら、ちょっと沈めてみましょうか。
お気に入り「タイドマスター00」に付け替えます。
以前、道糸が引っかかってしまい初代は沈んで行ってしまいました。
なので、これが2代目です。
2度ともAmazonでちょっと安売りの時に買いました。
続けてウォッチしていると、妙に安い時があることに気が付きます。
その時を逃さずポチリました。
00のウキなので仕掛けが馴染むと沈むはずですが、流れが強いのでそちらに引っ張られ沈んでいきません。
左右からのサラシがぶつかる所に差し掛かるとようやくウキが沈んで行きます。
一度沈むと順調に沈んでいきます。
では、テンションを軽く掛けたまま沈めて行きましょう。
「ハリスを張ったまま沈めていく」という事ですが見えないので良くわかりません。
沈もうとするのに少し抵抗を掛ける感じで良いでしょうか?
…
しばらくしてから回収します。
おっ
随分と奥に向かって流されてますね。
ここの潮流は少なくても3層以上の構造のようですね。
潮流が見えたらどういう感じなのでしょうか。
面白いそうですよね。
明るくなって来て足元の様子が良く見えます。
相変わらず餌取くん達が沢山いますね。
手前に多めに投入してワンド中ほどに仕掛けを入れます。
仕掛けに入れるコマセは1度。
ウキは沈んでしまっているのでウキでアタリはとれませんので、ラインでアタリを取るためにスプールに指を掛けておきます。
アタリです!
沈んで行く途中でウキが沈み込むのが見えました!
そんなに大きくはありませんが、今日一です!
20cmの手のひらサイズ!まるまるしていて良い型ですね。
30cm以下です、未来の大型への先行投資としてリリースしておきましょう。
昼頃まで続けました。
その後もちょちょい釣れて、同サイズ計5匹。
釣り方は全く一緒です。
潮目を潜らせた先にコマセが効いていると釣れるみたいです。
どこにコマセを入れればどこに効くとかわかりませんが、直接いれるよりはちょっと離れた所に入れると効くみたいですね。
おそらく表層を流され、反対側からのサラシにぶつかった所で潜り潮に運ばれているんだと思います。
今日は、ちょっと早めですがコマセも無くなったのでお昼で終了です。
色々と失敗したので、帰りは慌てず騒がず帰りましょう。
まとめ
やっぱり潮の流れを読むのは大切ですね。
今の所、層が存在することはわかりましたが、どこに効かせれば良いのか、そもそもどうやったらそこに効かせられるのかがわかりません…
これからは「潮を読む」をテーマに修行していきたいと思います。
長々とお付き合いありがとうございました。