日々、磯釣り修行

最近フカセ釣りにはまった初心者のken2が三浦半島の先端付近や伊豆の東側で行っている修行(釣行)や準備の様子について記したブログです。

【釣り修行5回目】 11/10 盗人狩(ヌスットガリ) -第①の受難-

皆さまは、今までで一番厳しい釣行はどんな釣行だったでしょうか?

釣れなかった釣行、寒かった釣行など、人それぞれの厳しかった釣行があるかと思います。

今回は私の「厳しかった釣行」に新たな釣行が加わりましたので、それを記していこうと思います。

 

今回の釣行は久しぶりにT氏、K君と共に3人で「ヌスットガリで釣りを満喫しよう!」という釣行です。

 

受難①

11/9 21:00

自宅を出発するべくいそいそ準備を進めます。

部屋でお気に入りの2本の磯竿にスプレーでシリコンコーティングをしていきます。

コーティング後は、リールを取り付けリールカバーで包み、ロッドケースにしまいます。

コマセ用バッカンの入っていないタックルバッカンに、レインコートや仕掛け用バッグバッカン受け三郎などを詰め、クーラーボックスと共にキャリアカートに乗せゴムバンドで括ります。

磯では何が起こるかわかりませんので、予備の服を車に積んでおきましょう。

 

荷物を積んだキャリアカートを車まで引いて行き、一度バラします。

コマセ用バッカンは前日にオキアミを調達した後、そのまま荷物としてまとめて車に積み込んでおきました。

タックルバッカンにコマセ用バッカンとレインコート、バッカン受け三郎、仕掛け用バックをを詰め込みます。

キャリアカートに積んだままのクーラーボックスの上にのせ、改めてゴムバンドで括ります。車のラゲッジスペースにキャリアカートを積み込み、準備完了です。

 

さて、2人と合流してヌスットガリを目指しましょう

 

22:00 T氏合流

仕事の近況報告をしつつ一般道を進みます。

 

22:40 K君合流

3人の荷物でラゲッジスペースは一杯です。

今日の釣りや前回の釣行の話で盛り上がりつつ、高速で三浦半島を目指します。

T氏は、カゴと団子釣り

K君は、カゴとルアー

私は、フカセ

それぞれのメインの釣り方を話ながら、ナビに従い高速を進みます。

三浦半島に入ると霧雨が降ってますね。

予報とはちょっと違いますが、レインコートも持って来ているので霧雨程度は気にしません。

 

11/10 0:00 衣笠IC到着

途中でコンビニにより、最後のトイレと食料、飲み物を調達します。

 

1:00 

ヌスットガリ到着です。

3人で来るのは初めてですね!

準備をしようと車を降り、リアハッチを開けます。

その瞬間に気が付いてしまいました。

しばしの硬直の後…

 「竿忘れた…」

皆さんは竿を持たずに釣りに行ったことはありますか?

私にはあります。

釣りに来て竿を忘れるとかって、「ダンジョン行くのに剣を忘れた」と同じレベルの話です。

もう、心の中は「ムンクの叫び」状態です。

 一度取りに帰ってまた来ると、到着時間は朝7時くらい・・・

では、釣具屋が買うか、4時オープンで戻ってくるのが5時前・・・

欲しくもない竿を買う事になりますが、こちらの方が現実な手です。

 頭の中では、そんなことがぐるぐる回ります。

「俺の磯竿貸そうか?」「僕の竿使って良いですよ」

T氏とK君からやさしいお言葉です。

 

私は道具好きです。

いつも道具を使うのを楽しんでいます。

直前までメンテしていた自分の竿を使うのが楽しみでした。

それが使えないのは、非常に残念です。残念でなりません。

 

…が、多かれ少なかれそれは皆も同じだと思いますです。それを貸してくれると言ってくれているのです。

いつまでも落ち込んでいても迷惑なだけですね。

 

K君の磯竿は、買ったばかりの新品竿で本日メインでやるカゴで使います。

T氏の竿は、以前から使っている竿で、団子で使います。

T氏、申し訳ありません。本日一日お借りします。

 

情けない気持ちと申し訳ない気持ちで一杯ですが、いつまでも落ち込んでいては逆に失礼ですね。気を取り直して行きましょう。

 

キャリー背負子を背負って釣り場を目指しましょう!

 

(次に続く)