準備編の続きです。
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それでは全ての荷物をもって、釣り座を目指しましょう!
キャリーカートに載せた荷物は、コロコロすることも出来るのですが、途中で担ぎ上げることが難しいので、この時点で背負っちゃいます。
いざ出発!
ここ毘沙門港は、小さな港です。
いつ来ても静かです。
そんな港を横目に舗装された道を重い荷物を担いで歩きます。
まだ歩き始めたばかりです。気持ちが高揚している事もあり、重い荷物もさほど苦ではありません。
舗装された道をトイレまで歩きます。暗がりで見るトイレはちょっと不気味ですね…。
舗装された道を歩けるのはここまで。この先には外灯の灯りも届きません。ヘッドランプを点けて波打ち際まで降りていきましょう。
足元は、土から砂利に変り、目の前には岩場が見えてきました。
磯場の始まりです。背負子と化したキャリーカートに取り付けた肩紐が肩に食い込みます。
バランスを崩さないように注意して進みましょう。
岩場は、長年人が通ったせいなのか滑らかになっていて比較的歩きやすいですね。
いくつかの岩を越えた辺りから、飛び石を渡る必要がでてきます。
子供でも楽しげに渡っていける程度の所だと思いますが、重い荷物を担いだ状態ではここからが難所となります。
使い込んだフェルトスパイク滑らないように、ときに大股で、ときには駆け上がるように、慎重かつ大胆に進んでいきましょう。
難所の半分を過ぎた辺りでしょうか、足元の岩を跨いだ時に背負っている荷物のバランスを崩してしまいました。
フォローの踏ん張りも効果無く…
やべっ
と思いつつも、バランスを失った荷物に引かれる形でどうする事もできず転倒してしまいました。
…
…
いたた~
怪我は…たぶん無い
荷物は…辛うじて崩れてない
後は起き上がれればっ……よし、なんとかなった!
次は若干斜度があります。
今度はバランスを崩さないように慎重に登っていき…
…
ズルッ
フェルトスパイクが掛からずに左足が滑ってしまいました。
慌てて全身で斜面に貼りついて踏ん張り、転がり落ちることは防げました。
…
いたた~
少し肘を擦りむいたかな?
滑らないように両手両足を使って斜面を登り切りました。
もう釣り場は目の前です。
重い荷物を背負い俯いた顔を上げると、そこには少しは予想していた光景が…っ
(次回に続く)