ソウダカツオとの激闘を繰り広げた後、あわよくばもう一匹と狙いを定めます。
前回の激闘の様子はこちら。
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貧乏性なので普段はそんなにコマセを投入しないようにしています。
餌取くん達がいる状態でコマセを投入したら、餌取くん達は狂喜乱舞しますよね。
そんな状態なのは夏の釣りだからでしょうか、仕掛けを投入して餌が残るとテンションが逆に上がります。
なぜならそこには餌取くん達はいないということなので、餌取くんじゃない魚が食いつく可能性が高いんじゃないかと思うのです。
餌が取られなかったポイントにコマセを入れ、そこに仕掛けを投入します。
で、追いコマセです。
しかし、なかなか思った通りに仕掛けやコマセが投入できなかったりします。
なんとか追いコマセをしたいという思いで、何度もコマセを投入してしまいます。
そう何度もコマセを投入していると…
餌取くん達が寄って来てしまうんですよね。
なので、餌取くん達とは「別の所で遊ぼうね」と、なるべく手前の方や更に横の方だったりにコマセを投入したりしているんです。
そうやって沖のポイントと餌取くん達を分離しようとしているのですが、なかなかそう上手くは行かず、別の餌取くん達が登場して戯れることになります。
普段はそんな感じなのですが、この時はちょっと様子が違います。
さきのソウダカツオとの激闘の時もそうでしたが、大量にコマセを投入しても餌が時々残ったりします。
なのでもう一度、残った餌を遠投気味に投入し付近に追いコマセをします。
しばしの沈黙…
…
…
ウキが少し沈みました。餌取くんでしょうか?
仕掛けを回収してみましょう。
ベールを下ろし、リールを巻き始めました。
その瞬間…
ぐんっ
竿がしなります。
ギギギーッ
ギュギュィィーーーーンンッ
またもやドラグ音が鳴り響きます。
びっくりはしましたが、今回はベールも下ろしている状態です。
竿のしなりとレバーブレーキをブルブルさせ、徐々に寄せてきます。
良しっ、そろそろランディング準備だ!
と思い、タモがあると思ってた所を確認します。
無い。
って、タモが遥か後方にあるじゃないですか、私の悲しげな視線に気づいたのかお隣のカゴマンの方がタモを取ってくださいました!
ありがとうございます!助かります!!
大きな声でお礼を言うことが出来ました。
ランディングもいつものように四苦八苦しつつなんとか成功しました!
定番の内股姿勢でタモ回収です!
どこかで見た写真ですが…この下の方の一回り小さいほうですね。
ソウダカツオ2匹目です。
血抜きをして内臓を取り、クーラーボックスへしまいます。
今回も素晴らしい引きでした。ナイスファイトです。
ちなみにお隣のカゴマンの方も、ソウダカツオを釣られていました。
お仲間のルアーマンはイナダを2匹は釣っています。
羨ましい!
その後も同様の釣りを続けましたが、餌取くん達の餌食です。
なんとか餌取くん達にはポイントから離れて頂きたいのですが、なかなか上手くいきません。
陽も徐々に西に傾いてきました。
釣りをしていると時刻の確認をほとんどしていないので、正確な時刻はわかりませんが午後2時~3時位でしょうか。
むーん
と、うなっているとウキがヒュッと消し込みます。
合わせを入れると、
グングングン
と突っ込みます。
あ、この感じ知ってます。あの方の様ですね。
内股ランディングでタモを回収すると…
ヒレに毒持つアイゴさんです。
25cm程度の良型です。
初めて食べたお刺身は衝撃の美味しさでした。
次の機会に食べたお刺身は衝撃のエグさでした。
お持ち帰りされる際には、その日のうちにサク取りまでしてしまいましょう。
皮の匂いが身にうつりますので…
今回はお帰り頂きました。
イナダが釣りたいです!
それはフカセ対象魚なのか?と自問をしてしまいますがなんとか今年はフカセタックルでイナダを釣ってみたいですね。
それでは、続けましょう!
(次回は反省の会です)