東の空がほのかに明るくなってきました。
いやいよ夜が明け始めましたね。
コマセ、フカセタックルは前回で用意済みです。
仕掛けの詳細は、前回の記事にて。
さぁ、始めましょう!
ウキ止めを棚は竿一本(約5M)くらいに設定。
ブロックから取り分けたオキアミを付け餌として使います。
私は、リールを右巻きにしています。
左脇に竿尻を挟み、左腕を竿の下に通します。これで両手が使える状態で竿を固定します。
左手に針を持って、右手でオキアミを取ります。左手での細かい作業は苦手なため、取ったら針とオキアミを交換します。
オキアミの尻尾の上から右手に持ち替えた針を挿して、身のしっかりした部分を通して頭あたりまで差し込みます。
歪みを直して美味しそうに見えるように形に整えます。
左手に餌を付けた針を持ち、右手でコマセを数投投げ入れます。
柄杓を置き、餌を付けた針を右手に持ち替え、左手で竿を構え、餌を頭上を通すようにコマセを投入したポイント辺りをめざして、振り入れます。
仕切り直しの一投目!
ぽちゃ
コマセをウキ付近に追加しましょう。
リールのベールを上げ、ラインが出ようとするのを人差し指を抵抗にして、ちょっとずつ出るようにしていきます。
まだ辺りは暗く、ウキ下の様子もよくわかりません。
ちょっと経ったところで、仕掛けを上げてみると…餌は残っていません。
餌取りさんは早朝から元気なようですね。
コマセを投入し、再び餌を付け仕掛けを投入します。
何度か繰り返した後、同じように仕掛けを上げます。
今度も餌はありま…せん?!
変な声が出てしまいましたが、餌が無いどころか針ごとありません…
あれ?針取れちゃったかな??
でもそれなら結び目のチリチリが残ってても良さそうですよね?
切れた部分を摘まむと、ざらざらしています。根掛かりはしていないのですが…。
再び針を結びます。餌取りが活発なようで仕掛けが馴染む前に食べられているようなので、棚を浅くしましょう。2ヒロちょっと程度にしてみます。
ぽちゃん
糸フケをとり、ウキが少し動く程度ラインを巻きます。ベールをフリーにして、指を掛け若干の抵抗がかかる程度で、ラインを出していきます。
まだ周囲は暗く、ウキもようやく見える程度です。
くんっ
ウキが軽く沈んだのに合わせて、竿先に軽いアタリがでました!
軽く竿を立てラインを巻き取ります。
そんなに抵抗も無く上がってきたのは…
小さいフグですね。ハリスを噛みきったのもこの小さなフグ達かも知れませんね!
しばらくは餌取りと格闘です。餌をとられたり、ハリスを切られたり…
辺りは徐々に明るくなって来ました。
コマセの投入ポイントより、更に遠くに仕掛けを入れます。少しして仕掛けを上げると餌は残ってきます。
遠くのポイントには餌取りはいないようですね。
では、コマセの投入ポイントをもう少し手前にします。先程仕掛けを入れたポイント辺りにもコマセを入れ、仕掛けも投入します。
仕掛けの投入ポイントがコマセ投入ポイントと結構ズレましたね…
仕掛けの投入ポイント付近に追いコマセをします。
手前の餌取り達にも最後にもう一度コマセを投入。
…
…
…
バチッバチッ
っと、抵抗を掛けている指を弾くようにラインが出ていきます。慌ててリールのスプールを抑え、竿を立てます。
スプールを抑えている手でアワアワしながらベールを戻し、リールを巻き竿に重さを乗せます。
まずまずの引きです!
グーンッ
と、なかなか良い引きをします。
頭では「無理をしないようにと」考えられるのですが、身体の方はなかなかの引き興奮ぎみにリールを巻いています。
グーンッ
と、しなるのを竿で溜めながら徐々に巻いてきます。
最後は自分でタモを使いましたが、片手で操作するタモはこれがまた重い!
タモ網が右に回転、左に回転。入ったと思ったらタモ網の下だったり。
タモを持つ右手が攣りそうになりつつ、なんとかタモに収まりました。
竿を股に挟んで内股になりつつ、タモを回収するとそこには…
20cmくらいのメジナです!尾長かな?
やった、本日3種類目ですね。(フグ入れてですが…)
もう少し大きいと良いのですが…。今回は強気にリリースです。
ようやく良いサイズが釣れ始めました。
続けましょう!
(次回に続く)