前回の記事はこちら。
ようやく釣り始めることができますね。
釣り座はワンド中ほどのちょっと高台になっているところ。
竿は3号450cm、電気ウキ付けて竿一本程度の棚にします。
ぽちゃんっ
オキアミを付けて10M程のところに投入!
ウキがサラシに翻弄されてます…。
ウキの余浮力は十分だと思うのですが、サラシが絡み合って複雑な潮になっているんでしょうか、ウキが沈み込み始めました。
念のため仕掛けを回収してみても、餌はそのままです。
相変わらず棚に到達しているかはわかりませんが、しばらく続けてみましょう…
ちゃぽんっ
数投もすると、餌がとられ始めました。
アタリもわからずに取られています。餌取りの小魚でしょうか…
投入後に糸フケを取る時、ウキを手前に少しだけ引いてきます。
…
…
…
くんっ
沈みきってないウキが海中に斜めに引き込まれ、竿先でもアタリが感じられます!
クククー
っと、竿先が引かれラインが横方向に走ります。
「ここは水深があるので気を付けるのは足元だけ」
なんて、直前までは考えてましたが…
ちょっと良い引きに舞い上がってしまい、半ば強引に抜き上げてしまいました。
飛ぶように上がってきたのは、22~23cm位の鯖です。
やった釣れた!
本日のトップバッターは鯖です。なかなか良い引きをしてくれます。
ワンドに群れが入って来ているのでしょうか、続けてもう一匹釣れました。
ボシャ
次の一投をしたところ、思ったようにラインが出ずに足元に落ちましたね??
竿先を確認するとラインが絡んでます。竿を後ろにさげ、竿先の絡みを解きます。
さてっ、続けましょうか…
ビンッ ええっ!
思わず声を上げてしまいましたが、なんとラインが足元の根にひっかかってしまったようです。一番やってはいけない、道糸の根掛かりです。
先週の釣行でウキトリパラソルはロストしてしまっています。
「同じワンドなんだよな、どこかに流れ着いてないかな」(・д・ = ・д・)
キョロキョロしてもあるわけ無いですね…
覚悟を決めて、竿を煽ります。
バチンと言う音と共に道糸が弾け飛び、ウキはどこかに飛んで行ったようです。
だれか見かけたら使ってあげてください。
「仕掛けを組み直さなきゃ」
このままこの竿を使うか、1.5号の竿を使うか悩みつつ周りを見渡します。
おやっ
メインの釣り場から撤収される方がいらっしゃるっ?!
ここも釣れてるんだよなぁと後ろ髪を多少は引かれつつも、移動の準備を始めます。
無事、先行者が帰られた後の釣り座に入れさせて頂く事が出来ました。
ザッパーンッ
時々、足元が洗われます。
荷物は少し後ろの高くなっている所に配置しましょう。車の鍵が入ったバッグが流されると大変なので要注意ですね。
朝マズメまでは使用しないかもしれませんが、コマセを先に作ってしまいましょう。
キーパーバッカンからコマセ用バッカンを取り出して、中に一緒に入れてある道具類を全て取り出します。
ばさばさっ
コマセ用のオキアミも配合餌も袋に入っているままなので、袋から出してバッカンに投入。
付けエサ用にオキアミを少々餌箱に取っておきましょうか。
配合餌とオキアミを混ぜ合わせます。大体混ざったところで、丁度良さそうな湿り具合になるように海水を入れていきます。べちょべちょになると投げにくくなっちゃうので少なめから調整して行きたいと思います。
シャカシャカシャカ
バッカンの角の底あたりに混ぜ切れない配合餌が残りやすいです。
見落とさないように混ぜて行きましょう。
出来上がった所で潮を被らないところで保管しておきます。
さて、この釣り座に入れたのなら、メインの磯竿の出番ですね!
早速、フカセタックルの準備を始めましょう!
竿は1.5号5.3M
道糸はナイロン2号
シモリ玉、中通しウキのG2遠投用を通し
サルカン挟んでハリスは1.5号2ヒロ(約3M)
潮受けゴム、G7+G7+G5のガン玉段打ち
針はチヌ針3号
この場所は、大体水深が10M位だったかと思います。
ウキ止めは竿一本位から初めて見ましょうか。
フカセ釣りは、最近ハマりました。
この仕掛けを作成している時がとても楽しいです。
タックルを用意し終わりましたが、今しばらくは夜の時間帯が続きます。
その辺で座りやすそうな地形を見つけてキャンピングマットを敷いて、腰を下ろします。徹夜なので、少し目を閉じて休みましょうか…
…
…
…
近くに来た人の気配で気が付きました。
隣の釣り座にルアーマンが入ったようです。
しばらくすると東の空がほのかに白んできました。
そろそろ、フカセ釣りを始めましょうか!
(次回に続く)